2017/10/24
こんにちは
AZplus Ownersのスタッフです。
本日は、店舗の
『居抜き』についてまとめてみました!
住居やオフィスと異なり、店舗物件の場合、
居抜き物件専門のポータルサイト等もあるように、
ある一定のニーズがございます。
今回は、そんな居抜き物件についてまとめてみました。
■そもそもあまり聞きなれない『居抜き』って何なの?『居抜き』とは、前賃借人が設置した内装や造作、設備などがそのまま残されている状態のことを言います。
次のテナントにとっては、スケルトンの状態から工事をするよりは初期費用を抑えて出店できるのがメリット。
『居抜き』限定で店舗物件を探している方も多くいらっしゃいます。
一般的な店舗物件の契約の場合、スケルトン(内装工事を行っていない何もない状態)で借りて、
退去の際には借主が行った内装、設備を借主の費用負担で契約期間中に全て撤去し、
スケルトン(借りたときの状態)に戻して返すことになっています。
『居抜き』で次のテナントが決まると、
前のテナントにとっても原状回復費用がなくなるというメリットがあります。
■貸主にとってのメリットデメリットは?物件にもよりますが、『居抜き』とする事で、
初期費用が抑えられることから、入居を希望するテナントが増え、
早期に空室を埋める事につながるケースがございますが、
メリットとしてはこのくらいかもしれません。
『居抜き』とする事で、募集業種が限定されてしまうため、
次の借り手がなかなか見つからないことにつながるケースもございます。
又、何回もテナントが変わると、入居テナントが、
内装工事や設備の経緯等をわかっていない為に、
漏水や不具合があった際等にトラブルになるケースも少なくありません。
■居抜きで貸し出す場合の注意点前テナントが施した内装、造作、設備のの維持・管理・修繕等が
新テナントが行う必要がある事、つまり、前テナントの負う責任を
新テナントが引き継ぐ事をよく理解してもらう必要があります。
又、退去の際の原状回復についてもしっかりと取り決めを行っておく事が大切です。
『居抜き』で借りたからといって、
退去の際にテナントの都合で『居抜き』で募集ができるとは限らず、
あくまでも契約書の取り決めが原則である事。
■まとめ物件にもよりますが、『居抜き』はあまり貸主にはメリットもなく、
トラブルにもなりやすい為、あまりおすすめはできませんが、
もし『居抜き』で契約を行う場合はよく注意をして進めて下さい。
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